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帰省のお土産に、ショッピングモールのお茶屋さんでお茶とようかんを買いました。
「暑中見舞い品」として売り出されていたセットです。
おばさんに
「のしどうします?」
と聞かれたので
「もう暑中見舞いじゃないですもんねぇ。」
と返したところ、
「5分待っていただければ残暑見舞いののしもご用意できますけど」
と言われました。
でも、息子がぐずってきてて、ベビーカーに置けず、抱っこしてたので
「いえいえ。のしなしでいいですー。」
と答えました。
それでおばさんは、のしなしの商品を用意して渡してくれました。
それでもって
「抱っこしてましょうか」
と言うのです。ベビーカーに商品置く間かな?ん?抱っこしてもらわなくてもいいんだけどな?
と思っていると、息子がいつものデヘデヘを炸裂させ、おばちゃんに向かって笑ったのです。
するとおばちゃんは大喜びしてしまい、とりあえず抱っこしてもらいました。
「おのし、本当にいいですか?なんなら5分私が抱っこしてましょうか。」
(たぶん、もう一人の店員さんが用意するから、その間おばちゃんがあやしててくれるってことかな)
息子をもうしばらく抱っこしてたいみたいです。
と、だんだんおばちゃんが本末転倒気味なので、いいですよーとおしきって帰ることにしました。
で、10メートルくらい離れたところをうろうろしていた夫を呼びに行きました。
すると、おもしろいことにおばちゃんも売り場を離れてついてきてくれました。
で、夫に「5分待ってもらえればのし用意できるんですけどねー。」とねばっています。
経過をしらない夫はきょとんとしてました。
「本当にいいんですよー。実家に持っていくだけですし。」
と帰ることをもう一押しすると、おばちゃんは
「じゃあパパさんに今度はお渡しするわ。」
とようやく息子を手放してくれました。
それで夫に
「いえね、笑ってくれるもんだから嬉しくってねえ。」
と言いながら、「あ、お父さん、ちゃんと頭支えてあげないと」なんてアドバイスしてくれちゃってます。
「じゃあね、ぼく。ばいばーい。あ、ばいばいまだできないわねえ。」
と、おばちゃんが手を振ると、息子がたまたま手をあげました。
「きゃ。ばいばいしてくれたー。」
と、おばちゃんは最後までほくほくでした。
なんだかおもしろいおばちゃんでした。
息子が幸せをお届けできたようです。
いつもの息子ならストライクゾーンに入らない、おばちゃんって感じのおばちゃんだったのですが、今日はなぜかストライクだったみたいです。
明日は夫実家……、ちょい憂鬱。
帰省中のこといろいろ。
●8月10日(金)
午前3時出発。
遠足前児童のように、それまで眠れなかった私。
息子同様、6時の休憩まで爆睡。
そして、その後、実家直前の8時まで再び爆睡。
起きると、え、もう着くじゃないですかと驚嘆。
「いつからワープの魔法が使えるようになったの??」
と驚く私に、
「ずっと運転してたよ!」
と怒る夫なのであった。
到着して、じじばばは息子に没頭。
息子もじじにもちゃっかりデレデレ。
夜は花火大会へ。
家から5分の橋から見る。
息子も大きいものは見てた。音も平気みたい。
家族で見ることになるなんてなあ。感慨深いよ。
●8月11日(土)
地元の水族館へ。
ものすごくしょぼい水族館なので、1番色がついてたのがキジハタ。
まー海の魚にこだわらなければ、金魚。
というよりも、水族館に金魚って!!
こんなこというとどこの水族館かわかってしまうけど、くらげに力を入れてる水族館なのでくらげはすごかった。
息子もよく見てました。
くらげアイスはいまいち。
そして、なんとこの日。
ついに寝返りに成功!!!!
夜には2回ころころ。
でも、まだ移動手段ではないなあ。
うつぶせになって、あおむけに戻る回転なのであった。
夜は庭で花火。
これまた、息子はまあまあ見てました。
●8月12日(日)
ショッピングモールへ。
ずっと一緒に行動していた妹は上京。
●8月13日(月)
同窓会。前記参照。
●8月14日(火)
近所の映画村に。
え、映画村??
とりあえず地元で撮った映画のオープンセットを見る。
従兄弟たちが墓参りがてら寄る。
デレデレしまくり「よく笑う子だなあ。得だー可愛がられるなあ。」と言われる。
が、叔母とは目を合わせない。
黒縁メガネが怖かったのかなあ。
●8月15日(水)
おともだちと遊ぶ。
行きつけのお好み焼きやさんにて昼食。
おじさんにも息子を見せる。相変わらず覚えていてくださる。
高校時代通い詰めたもんなあ。
その後、出産したおともだちの病院へ。
新生児はこんなにも軽かったのか!というくらい軽かった。
ほやほや柔らかかった~。
うっとり。
ともだちを送りがてら産直へ。
デラウェアが6房で250円!激安!!
帰宅後、団欒していると、柴犬ももが珍しく息子に寄ってきた。
いつもは怖がって近寄ってこない。
みんなでほほえましくみてると、もも、息子の頭に前足をぺしっ。
息子プギャー。
ももは、じじばばにめちゃめちゃ怒られて庭でしょぼくれて反省。
攻撃じゃなくて興味津々って感じだったんだけどねえ。
一応、息子の頭は消毒しました。
●8月16日(木)
9時に地元出発。
16時に着。
前のUターンより、息子の授乳休憩が少なかったから7時間で着いた。
前は10時間かかったもんね。
息子と一緒に9時前に沈没就寝し、さっき目が覚めて今に至る。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
とにかく地元はのんびりできました。
夫もすっかり疲れがとれて、途中からは朝晩走りに行くほど。
息子もついに寝返りができるようになり、置けばころころ転がっていくように。
さらに今では、おけつをあげてやや前に進んでいきます。
でも、手がついてこなくて、前に出ていくと手が巻き込まれ、やがてプギャー。
あと、歯がかゆいのか、やたら乳首をかまれます。
ぐいっと歯茎にはさんで、あげくぶいーんと横に顔をそむけながら引っ張るのです。
前、言い聞かせるとやがてわかってくれると本に書いてあったので、
「痛いよー」
と、ものすごく痛そうに訴えるも、息子それを見て笑う。
え、S……?
後は、じじばば孝行できました。
特にばばと息子は仲よし。
息子もデレッデレ。
我が家でいつも溺愛されている柴犬ももと、年が離れてて一人っ子状態の末妹はいじけ気味。
次は正月かあ。
待ち遠しいですね。
息子はばあばにぞっこんで、母はとってもらくさせてもらいました。
やっぱり、子育ては核家族より、いっぱい人がいる中でやった方がいいね。
これからのんびり帰ります。
地元は高速が伸びる関係で、平野の田んぼの中に土山が点々。
さながら古墳のようです。山の緑ももりもりと。
海の青は延々と。
夫も一緒の地元は6回目。夫もごろごろなじめるようになりました。
こうして、夫や息子のいる地元風景が自然になっていくんだなぁ。
しましまのシャツを着た、熱い私はもういないけど、むちゅむちゅの息子を抱いて、私はぽかぽか幸せです。
なんて、ちょっとセンチメンタルですね。
私が中学から今も仲良くしてる数少ない友人2人は来れなくて、ちょっとてもちぶさた気味。
緊張して挙動不審。
やっぱり名前が出てこないこも多かったし、どんなふうにしゃべっていいかよくわかんなかった!
高校に入ってから街中ですれ違っても、わざわざ声かけたりしなかったのに、今になって、わぁー久しぶりぃっていうのが変な気がして。
しゃべることと言えば、今何してるのー、結婚したのー?とか。相手を変えて、これの繰り返しですね。
元々そんなになまってる方じゃないけど、頑張ってなまってしゃべってみたり。
みんな、東京にいるよーって言っても、なまってて、切り替えが上手だなって思いました。
息子は夫が連れて会場横のダイエーで散歩してたんだけど、おっぱいで呼ばれて、授乳後、そのまま息子を会場に連れてってみました。
そしたら、わーっと10人くらい人が集まってきて、ベビーカーに乗ってた息子をのぞきこんで、かわいいー!とか言ってくれたんです。
でも、息子、その騒ぎがものすごく怖かったらしく、プギャーと大泣き。
その後は、私が抱っこしてても、誰かが触ったり、あげくは目があうだけでプギャー。
夫のとこ連れてっても、ベビーカーに降ろすとプギャー。
よっぽど怖かったらしい。
こないだの親戚の結婚式は平気だったけど、やっぱりもう人見知りなんだね。
夫は抱っこしてるから戻っていいよって言ってくれたんだけど、まぁ2時間くらいは楽しんだし、息子は私にしがみついてるし、結局会のお開きを待たずに帰宅することに……。
やっぱり中学高校のときの部活つながりの、○○君が話してて一番落ち着いたかも。
大学入った後もちょくちょく会ってたしね。
全く変わりなかったし。
相変わらず世を憂いてました。
あとは、中学仲よかったけど、高校で離れちゃったこがいて、そのこと帰り荷物とりに戻ったときに、やっと話せたら、すごく楽しくて自然に爆笑してました。
もっと話したかったなぁ。
後は、大学入ってからも年賀状をくれてた友達がいたんだけど、そのこに再会したかったけど来てませんでした。残念。
なんだか私にとって地元は龍宮城のような場所になってしまったなぁ。思い出の中の場所になっていて、今の自分とのつながりが薄くて。
高校に遊びに行ったら、まだ1つ下の後輩たちがいる気がする。
今日の同窓会も夢の中にいるみたいだった。
でも、地元で働いてるってこも結構いて、不思議な感じ。私にとっては龍宮城でも、そのこたちには、ずっと地元が生活の場所なんだよね。
※
最近、10時半くらいに眠れるようになったけど息子のおっぱいで0時に起きると、そのまま3時くらいまで眠れません。
暑いせいかな。
夫も喉が乾いて起きるんだけど、おやすみ3秒でうらやましい。
息子は、帰省前は1、2時間おきだったのが、帰省後3時間おきくらいに落ち着いてきました。
朝、早起きなのがいいのかも。私は起きれないけど、夫と7時前くらいから起きてます。
今もグリコのポーズみたいになって寝てます。
帰省中のその他のことも、また別に記録しときたいな。早く残さないと忘れてしまいそうです。
相変わらずペーパードライバー気味なんですが、市役所は駐車場がだだっぴろいので、大丈夫でした。
片道10分くらいかな。息子は行きも帰りも即寝。
私の運転で寝ることができる、おそらく地球上唯一の人間です。
普通の人間は、拳を握りしめ、冷や汗をかきながら乗ります。
1時に出発して、帰宅5時。
けっこう長かった!
ついて、待つ。
その間、息子は隣にすわってた幼稚園くらいのお姉さんの方にぐいぐい前のめり。
「好かれてるねーよかったねー」
と、その子のお母さんは言ってくれました。女の子も喜んでました。
母は、息子の相変わらずのストライクゾーンの広さに感服。
そして、乳児相談。身体計測。待つ。診察。何の問題もなし。待つ。このへんで息子お昼寝。
歯の話。待つ。息子起きる。なんか1回目とよく違いのわからない乳児相談②。
そして、私が保育園のことについて乳児相談にくるたび、心配事としてあげてるので、家庭相談員さんに回され、相談③。
私、来年の9月復帰予定なのですが、保育園の途中入所は相当厳しいらしく、迷っているのです。
家庭相談員さんに相談している間、息子は乳くれーと泣き始めたのですが、相談員さんとの相談に水をさしては……といった感じで、保健師さんたちがかわるがわる抱っこ。
あげく、ちょっと1階に連れてきますよーと連れてってくれる。
私は、相談中、息子に気がいって、早く終わらないかなぁと思ってしまいました。
でも、すごく親身に聞いてもらえて楽になったかな。
とりあえず、秋くらいに市役所に直談判に行きます。
家庭相談員さんも「役所と言えど人ですから、心情に訴えれば、必要度とか、変わりますよ!」とのこと。
でも、何でこんなに待機児童とかもいるのに、保育園って増えないんだろう。
保母さんのお給料も上げてさ。保母さんも増やして欲しい。
前、職場の上司が、政府が子供の数を増やしたければ、幼稚園・保育園も無料にすればいいんだって言ってたんですが、子供を産んだ今、本当にそれに納得。
うちは月58000円かかる予定。
働くために出産を先延ばしにしたり、1人しか産まなかったりという話も聞きます。
女の人も働く今、そういう対策をしっかりとって欲しいのになと思う。
「母乳で育てましょう」とか、「目を見て、子守歌を歌って寝かしつけましょう」なんて提言を出すより、もっとやることあるでしょって思ってしまいます。
いやー熱くなってしまいました。
相談が終わって走って1階に行くと、あまりお腹が空いたと泣くので、2人がかりで白湯を飲まされそうになっていました。
ちょっとうけました。
保健師さんたちは、「ああ、お母さんが来たからおっぱいで大丈夫だね。」と、ほっとしてました。
お世話をかけました。
息子に授乳すると、息子はすっかりご機嫌。
いつのまにか最後の2人になっていて、離乳食のお話と、試食。
息子は、もう1人の子のお母さんや、栄養士さんを「へうあ~」とナンパしてました。
なんだか今日は疲れました。
でも、いろんな赤ちゃんが見られたし、相談もできたので良かったです。
明日はのんびりすごします。
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
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29 | 30 |
旦那・息子(8ヶ月)と3人暮らし
好きな作家
坂口安吾 川上弘美
リリー・フランキー
三谷幸喜 高山なおみ
エッセイ以外の吉本ばなな
好きな漫画家
ジョージ浅倉 安野モヨコ
浦沢直樹 星野之宣
好きな絵本作家
エリック・カール
エロール・ル・カイン
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クラシックなら ラヴェル ショスタコ
好きなお酒(禁酒中)
焼酎 自家製梅酒
好きなゲーム
どうぶつの森 幻想水滸伝