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日常と好きなもの。活字中毒ブログ。
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昨日のすますまにアランドロンが出てましたね。
アランドロンが、「ブイヤベース」など頼むのですが、
「これは本物のブイヤベースではない」と言われます。

それを見て、この漫画「大使閣下の料理人」を思い出しました。
全く同じような話が出てくるのです。
フランス人はラタトゥイユやブイヤベースなどのフランス料理にはとくに保守的。
漫画の中で日本人シェフが作るブイヤベースもことごとく却下。
でも、実はその日本人シェフは本物のブイヤベースを作ることもできたけど、
斬新なものを試して欲しかったのね。
自分たち外国人を受け入れて欲しいという願いもこめて。
で、結局ちょっと斬新なブイヤベースも、基本を忠実にすることで受け入れられます。
受け入れたフランス人、曰く「素材のあしらいがフランス料理の手法だ!」だそうです。

この漫画、単なる料理漫画ではなくて、
外交官付きのシェフが、会食に出す料理によって外交も左右していくというお話。
現実の世界の外交問題ともシンクロしていて、政治漫画の部分もあり、
深く、なおかつおなかが減ります。

すますまなど見てていつも思うのは
「○○が食べたい」と言われたら、直球どまんなかでそれを出すのが礼儀。
「斬新な」とか「変わった」は、出す方は満足でも食べる方はいまいちなときが多いよね。
今回のアランドロンも、ブイヤベースにリゾットは入れない、とか、ものすごく納得。
お茶漬け食べたいって言う人に「お茶漬けにキムチいれてみてください」って言ってるようなものだもんね。
アランドロンは美味しいものが食べたいわけじゃなくて、ブイヤベースが食べたかったわけだからね。
前菜やスフレが片方のチームにしかなかったのも
「デザートを2回も食べられるか!」とか「メインの後に前菜じゃ意味ないでしょ!」
みたいなやりとりがあったのかなぁ。
ちょっと面白かったです。

大使閣下の料理人 13 (13)
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