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読書速度の計測をやってみた。→http://www.zynas.co.jp/genius/sokudoku/sokutei.html#
2031文字という結果。
mixiの本好きコミュでもけっこう速いほうのよう。
ブロック読みで、どうでもいい文章ほど速いと思う。
ただ、ある境を越えてどうでもいいと遅くなると思う。
小さい頃から本が好きで、小学生の頃には「お腹が痛い」と晩ご飯を食べずに本を読んでいて、親に本を取り上げられたことがある。
絵本で好きだったのは『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』
この2冊は特別で、あとは『11ぴきのねこ』も好きだったなあ。
『かくれぼっちであそぼ』という本も好きだった。久しぶりに調べてみると、この本はどうやら地元の作家が描いた本のよう。
スーパーの小さい本屋に行くたびに、掌サイズの世界名作シリーズに新しいものがないかわくわくして探した。
月刊誌ほどの厚さで2段組印刷の「世界の童話100」「日本の童話100」みたいな本を買ってもらい、よく読んだ。
あれが活字中毒の始まりだったように思う。
小学校に入り、図書館で本をむさぼるように借りた。
『ふしぎなかぎばあさん』『ズッコケ3人組』はシリーズで好きだった。
後は『大どろぼうホッツェンプロッツ』
この本がどうしてあんなに好きだったのかはわからないけど、地下室の池に住んでる蛙だとか、いもの皮むきが今でも印象に残っている。
高学年になると、クリスマスや誕生日にも本をねだるようになった。
もっぱら「少年少女古典文学館」をねだっていた。
田辺聖子や瀬戸内寂聴など、今見てみても現代語訳をしている作家がすばらしいシリーズ。
『ナルニア国物語』は大人になっても読み返す。
そしてなんといっても最もはまっていたのは「アルセーヌ・ルパンシリーズ」
きっと誰もが図書館で目にしたことがあると思う。
ルパンは素晴らしく紳士で無敵で、可愛げもあり、私のヒーローだった。
『奇岩城』のレイモンドの死で涙したことが、初めて活字で泣いた体験だったのではないか。
口絵のルパンを見て(確か『ルパン危機一髪』)、むずむずした気持ちは性欲の芽だったのではとさえ思う。
気狂いや知恵遅れの人がよく出てくるのも、なんだかおそろしく、そして惹かれた。
小学校高学年ではライトノベルも読み出して、若木未生とか山浦弘靖、藤本ひとみ、氷室冴子あたりをがつがつ読んでいった。
中学校で日本文学を読むようになり、もちろん年齢とともに深まるものはあるけれど、そこからあまり基本的な読書力や読む速さ、嗜好は変わっていないように思う。
安吾と出会ったのも最初は中学生のとき。
太宰はそのころからしみったれていて嫌いだった。
どうも私は外国文学がだめで、翻訳された後のような文章だからか村上春樹もどうもだめである。
この外国文学だめだ病は、大人になるにつれ顕著になってきた。
私の本棚の外国文学作品は、かなり希少価値。
私の読書傾向はものすごく感覚的で、ストーリーやテーマ以前に、その作家の言葉の綴り方が好くかどうかである。
全作品がもれなく好きだと言えるのは安吾と川上弘美。
まだ見ぬ名作がこれに加えられていくことを祈る。
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旦那・息子(8ヶ月)と3人暮らし
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