忍者ブログ
日常と好きなもの。活字中毒ブログ。
[1] [2] [3] [4]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こないだ本屋さんに行って、いろいろまとめ買いしたなかの1冊。
普段はあまり買わないけど、表紙にやられました。

中身もお菓子のレシピや、美味しい名産のお菓子がぎっしり♪
作るというより、もう見てるだけで幸せ。
充実の1冊でした。
これで590円は安い。

冒頭がかき氷特集で、うちの比較的近所のかき氷やさんも載ってました。
食べたい食べたいとは思いつつ、夏はすごい行列で、未だ食べておりません。
冬もやってるのでトライしようかた思ったけど、妊娠中で腹冷やせなかったし。
今年こそは食べたいなあ。

かき氷といえば、地元で1番美味しかったのはお好み焼きやさんのかき氷。
ふぁっふぁっの雪みたいな美味しい氷だったんです。
来週からの帰省のときに食べてこようかな。

天然生活 2007年 09月号 [雑誌]
PR
この本、妊婦の頃に図書館で借りたもの。
ものすごくはまりました!

東京のいろんなお菓子やさんはもちろんのこと、手作りのお菓子もたくさん載ってます。
この本を読んで、お菓子作り熱が燃え、臨月毎日のようにお菓子作りしてました。

サイトのブログを書籍化したものなので、サイトにももちろんおじゃましました。
雑貨とおやつ
そして、素敵ブログを発見したときのお約束。
最初までさかのぼる!
陣痛で苦しいときも、携帯からこのブログを読んで頑張りました。

東京に住んでるお菓子好きにはもちろん、日本全国のお菓子好きにおすすめの一冊。

東京おやつダイアリー
いまだ睡眠前のお供、青空文庫(お供は携帯版)
最近は夢野久作週間。

笑う唖女

これは、映像化したらすさまじいだろうなと思いました。
決して忘れられないものになるでしょう。
まー、実際はタイトルからしてピー連発な映像になってしまうだろうけど。

唖のお花の「キイキイ」と言う声と、鵙の本当の鳴き声を錯綜させたりして。
どうしようもない熱を抱えて林を駆け抜ける澄夫と、その末に現れる花の顔の白さ、唇の紅さ、狂気。
最後、月明かりの中、対峙する澄夫、お花、初枝。

夢野久作作品は独白のような形式のものも多いので、それらよりも情景描写が丁寧な分、映像が浮かんできやすいように感じました。
それでも、似た形式の作品より、色彩のコントラスト、音のイメージが強烈なので、映像化などということが頭をよぎったのですが。

この作品に表現されている狂気は、わかりやすくイメージ化された「気狂い」です。
でも『キチガイ地獄』『狂人は笑う』などは、わりと病気の「狂気」です。
不思議ですね。夢野久作。
この人の創作ではない、エッセイのようなものを読むとびっくりします。
あ、普通の文章も書くんだ。という、いたって失礼な驚きです。
それほどに、おどろおどろしい雰囲気があります。

青空文庫の作業中の作品リストに『ドグラ・マグラ』が入っていたことにも驚きです。
あれは、縦書きで、文字がある種記号的な役割を果たしていて、視覚的に入ってくるものがあると思うのですが、そのへんどうするんでしょう。
また、あの膨大な量の奇怪な文章を作業するうちに、どこか異次元に行ってしまわないか、作業中の人の安否が心配です。
3年前に妹の課題を代筆した、啄木『一握の砂』『悲しき玩具』茂吉『赤光』論。
発掘記念に残しときます。

追記:やっつけ仕事で恥ずかしいです。
    思ったより恥ずかしいようで、夢に出てきました。
最近、青空文庫の携帯電話版ができて、夜寝る前とかに読んでます。
横書きの文章を読むのが辛いのと、スクロールに目が疲れるので、PC版もそんなに利用していなかったのですが、寝付けない夜のお供にはなかなかいいです。

昨日はアンデルセンを読んでました。
『人魚のひいさま』
最初は「ひいさま」ってなんだと思いましたが、「姫さま」ですね。
ようするに「人魚姫」のお話です。
これがまた題名からもわかるように、柔らかい美しい日本語。
夜寝る前にはちょうどいいです。
これを読んで、今まで私が読んできた「人魚姫」はあらすじにすぎないと思いました。

姫のお姉さんたちが初めて海から上がって見た風景の描写がとても美しくてロマンチック。
海の中やお城の描写も、真珠や珊瑚満載で、乙女にはたまりません。

海の中から見た太陽が紫の花のようだ、というところがとても印象に残りました。う、美しい。

子供心に読んだ「人魚姫」よりも、姫の恋は切なくて、苦しい。
結ばれるということを、姫は確かに信じていたし、王子もそう思っていた。
それでも、どんでん返しは起きてしまうのですね。

結ばれないことがわかってからの、人魚姫が痛々しい。
日の出と共に死がやってくることを、ひしひしと感じて、最後の夜を過ごします。
このへんの心理描写も丁寧で、恋心が切ないです。

最期、泡になってしまった後は少し教訓的で、いらないかなと思いました。
朝陽の中、泡になって消えてゆく、本当にそこで儚く話自体も終わった方が、物語としては美しかったかな。

他のものもこれから読み進めていこうと思います。
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
みこ
HP:
性別:
女性
自己紹介:
25歳 
旦那・息子(8ヶ月)と3人暮らし

好きな作家
坂口安吾 川上弘美
リリー・フランキー
三谷幸喜 高山なおみ

エッセイ以外の吉本ばなな

好きな漫画家
ジョージ浅倉 安野モヨコ
浦沢直樹 星野之宣

好きな絵本作家
エリック・カール
エロール・ル・カイン


好きな音楽
椎名林檎
クラシックなら ラヴェル ショスタコ

好きなお酒(禁酒中)
焼酎 自家製梅酒

好きなゲーム
どうぶつの森 幻想水滸伝
フリーエリア
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ | [PR]

Design by Dress
Material by tudu*uzu